バブル時代

バブル時代なんてありましたね。ちょうどその頃
霞町、というか、西麻布交差点そばの会社に勤めて
いたので、今は見なくなった様々なものを、思い出す。
DCブランドなんてのが、流行って、会社の近所にも
何軒かそれとおぼしき店があった。たいてい、女性店員が
いて、「ハウスマヌカン」なんて呼ばれていた。
カフェバーなんてのもあって、ビリヤードがあったりした。
生意気な店もあって、服装チェックで、店にふさわしくない
お客の入店を断ったりしていた。ぼくも、断られたことがある。
あと、ウオーターフロントなんてのもあって、ジュリアナ東京
も入るのだろうか、よく知らないが、踊っている女の子は
ワンレン、ボディコンだった。
男の方も、テクノカットやチェッカーズカットにして、
DCブランドのファッションで決めていた。
証券会社の若いOLのボーナスが、すごい金額だったりした。
ぼくも、すこしだが、羽振りが良く、毎晩とはいかないが
よく飲みにいったもんだ。スーツなんかも、ダブルでズボンも
太かったなあ。今、あんな格好のスーツは見ないなあ。
出始めたばかりの、携帯電話はデカかったなあ。
一部の人しか持っていなかったから、あれも一種、
ステイタスだったと思う。
朝まで飲んでしまった時、地下鉄六本木駅は
始発を待つ若者で、あふれていた。バブルと言ったって
貧乏な奴は、貧乏だった。
似顔は、バブル時代のパロディなのか
平野ノラさん。あんな眉毛、本当にいたな。
バブルを懐かしいとは思わないが、活気はあった。
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